1963年(昭和38):世界初の「赤十字飛行隊」が日本で結成された。
1964年(昭和39):新潟地震発生後緊急出動し、10日間で飛行時間40余時間にわたる災害援助の実績を上げた。
1965年(昭和40):伊豆大島大火に際し、現地で重症となった電気工を搬送し、東電病院に入院させた。
東京都調布飛行場に基地を設立した。
1966年(昭和41):台風26号により大災害を被った山梨県足和田村に飛行機5機をもって必需物資を空輸した。
1968年(昭和43):茨城県大利根飛行場を設置した。
北海道十勝沖地震による災害地域に救難物資の空輸を行った。
1969年(昭和44):静岡県清水市三保海岸に三保飛行場を建設した。
1970年(昭和45):台風10号による高知地区災害の際に、救援物資を空輸した。
1974年(昭和49):伊豆沖地震の空撮を実施し、救援活動に多大な成果を収めた。
1975年(昭和50):東北地方豪雪による地上交通機関不通のため、日本赤十字社中央血液センターから仙台空港まで血液を空輸した。
1978年(昭和53):宮城県沖地震における災害調査のため、偵察飛行を実施した。
1980年(昭和55):財団法人日本船舶振興会の補助金に基づき、全国の隊員、支隊員
に対し、災害援助訓練を実施した。「東京大地震発生」を想定し、
府中飛行場において郵政省、運輸省航空局、国土庁、東京都、三鷹市、
調布市、府中市の後援、京王帝都電鉄株式会社の協力のもと、日本赤
十字社および三鷹市、府中市、調布市の各赤十字奉仕団と共催して、
災害救援演習を実施した。
参加機/ヘリコプター3機、飛行機25機、参加者/600名
1982年(昭和58):三宅島噴火の一報を受け、赤十字飛行隊調布支隊が出動し、写真偵察、無線連絡を行い、地上救護班に協力した。
1985年(昭和60):日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山の山頂付近に墜落した事故において、無線の中継基地として2日間にわたり藤岡
市上空を旋回し、無線連絡中継、捜索および事故処理に協力した。
1990年(平成2):長崎県雲仙普賢岳の大規模火砕流発生により、上空視察および被災状況の空撮を行った。また、被害により現地入り
できない住民を上空から自宅の被災状況を確認させるなどの搭乗飛行を実施した。
1995年(平成7):阪神・淡路大震災では、救援物資の空輸を行った。
出動回数2回/ 出動機数2機/ 出動人員6名
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